北海校友会について
会長挨拶
我々の母校 “ 北海 ” の歴史は、開拓間もない1885年(明治18年)に札幌で誕生しました。
豊平館(現在は中島公園内、当時は現市民ホール所在地)の大広間に87名の青年が集まり、北海高校の起源である北海英語学校の開校式が行われました。 その時の場が今もそのまま現存しており、とても感概深いものがあります。
改めて歴史とそれを築き上げてきた先人の方々の偉大さに心より敬意を表したいと思います。

現在4万人を超える卒業生を世に輩出しており、その卒業生を会員として校友会が構成されております。各卒業期がまとまっての同期会、また、東京をはじめ西日本・東北そして全道各地に支部を置き、校友の絆を強固にし、新たな時代に向け創造するよう活動いたしております。
我が母校は明らかに伝統校として認知されています。同時に校友会も「伝統校の同窓の会」としてしっかりとまとまった組織を構築しなければなりません。

校友会は卒業生皆のものです。
力を併せて永遠に不滅な校友会をつくり上げましょう。
会長写真

【我 心】
獅子となり 虎となりても 北海の
益荒男ぶりも 星のまにまに




常日頃、校友の皆様には母校の教育活動にさまざまな形でご協力とご支援をいただき、心より感謝を申し上げます。

北海高校は、1885年(明治18年)の創立以来、138年の歴史と伝統を有し、社会の要請に応えられる人材を数多く輩出してまいりました。卒業生は4万2千人を超え、政・経済界、文学界、学界、スポーツ界芸術界など多岐にわたる分野において活躍されております。このことは、在校生も誇りとして、また励みとして、高い目標を持って勉学に打ち込み、進路の実現と生徒会活動、部活動をはじめとする諸活動との両立に日々邁進しております。

北海高校は、建学以来の基本精神である「質実剛健・百折不撓」に加え、共学への移行を機に掲げた4つの「育てたい人間像」を北海教育の方針として、生徒が主体的に学ぶことのできる環境づくりと確かな志を持って社会で活躍することのできる力を伸ばすための活動に取り組んでおります。生徒もそれに応えようと、それぞれの個性を認め合い、励まし合いながら切磋琢磨する校風を自ら作り出してくれています。

今日、少子化、情報の高度化が加速し、今後は人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有されて今までにない新しい価値が生み出されていかなければならない社会の到来が予測されています。学校もこれまで経験したことのない急速な変化に直面する中、さまざまな改革が求められていますが、北海高校は、これまで大切にしてきた人間教育を基軸として、来る創立150年に向けた学校づくりに工夫と努力を重ねてまいります。既に部活動の活躍などに各部のOB会を含め多くのご支援を賜っておるところですが、母校の幅広い教育活動を発展させるために、更なるご理解とご協力、ご支援をお願い申し上げます。

最後になりましたが、北海校校友会のご発展と校友の皆様の益々のご健勝・ご活躍をご祈念申し上げます。
会長写真
北海高等学校